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母親の介護を通して感じた魂の浄化について|杉田かおるさん(女優)

40歳以上の日本人の2割が、介護を体験したことがあるそうです。

これまでの私の介護へのイメージは「ちょっと大変そう」でした。

介護を体験すると、大変なことも沢山ありました。

でも、大変さの中にも幸せがある。と気づきました。

女優の杉田かおるさんも、似たような体験をされているようです。

母の看病に没頭する毎日。しかし、病を抱えながらも、ホメオパシーも活用しながら、日々を生き抜いて いく母のその姿に、病や老いを感じさせない、美しさを、実感された杉田かおるさん。

その美しく生きる母の姿を、日々見つめながら、母とのかかわり、母との会話の中で、かおるさんのこころも、さまざまに動かされていきます。

母の美しく生きるその姿に、魂をゆさぶられたかおるさんの貴重なご体験を、この度のコングレスでお話をいただきます。

 

病気のお母さんの介護をしている杉田かおるさん

「3年B組金八先生」1979年(昭和54年)をご存知ですか?

杉田かおるさんも出演していて、社会現象になった人気のテレビドラマです。

当時中学生だった私も、夢中になって見ていました。

 

7歳で子役デビューし、お母さんと2人で芸能界を走り続けたそうです。

お母さんは、「自分で表に出ることは諦めて、スポットライトが当たるのは一人でいいのよ」とサポートし続けていたそうです。

 

晩年のお母さんは肺気腫という苦しい病気を患っていて、4年前に意識不明になり救急車で運ばれました。

※肺気腫は進行すると呼吸が上手にできなくなり、苦しく生活に支障が出ます。

退院してからも1人では生活ができない状態になったお母さん。

お母さんとご主人と3人暮らしで、お母さんの主な介護は杉田かおるさんがしているそうです。

 

「母に支えられていたから仕事が出来た。お母さんが苦しんでいて、大変だったら、それを支えるのが仕事」

と話をしていました。

 

「過去の整理」という豊かな時間を味わっているのだと思っています

杉田かおるさんのインタビュー記事をご紹介します。

私はこれまでは「私が稼いでいる」という意識が強かったんです。でも、それはエゴだったなあと、介護をしていて改めて気づきました。

 今、母が体調を崩すと、とても心配になるのです。昔、私が徹夜で仕事をして家に帰ったら、母が起きて待っていてくれたことが何度もありました。心配してくれていたんだな、と、今ならあの時の母の気持ちが分かります。

 家族が私の活動を支えてくれていたんです。こうやって、50年近く一緒に仕事してきたんです。

 介護で母と向き合うことで、私自身も自分の人生を振り返り、いろんなことを思い返すことができています。

「過去の整理」という豊かな時間を味わっているのだと思っています。

介護が豊かな時間になる。

本当に、その通りだなあと私も思います。

 

母と子の関係

どの子もお母さんが大好きです。

大好きなまま、一生を過ごす人もいます。

でも、成長していく中でお母さんにいろんな思いが沸き上がってきて、葛藤する人もいます。

 

杉田かおるさんも、一旦はお母さんが嫌になった時期があったんだと思います。

 

私は、介護前までは母が大嫌いでした。

結婚式の前夜に、母と大喧嘩をしました。

母「自分一人で、大きくなったと思いなさんな!」

私「お母さんの世話になんか、なっていないもん。」

言い返しました。

翌日の結婚式は、母も私も、何もなかったかのようにつくろっていました。

あの時、若かったこともあり粋がっていた私ですが、母の言った言葉は気になっていました。

 

母を介護することは、母を通して自分を見ること

大喧嘩をした日から32年後、母はサービス付き高齢者住宅に入居しています。

母は、転移のある乳癌と認知症を患っていますが食事制限がなく何でも食べています。

ところが、私や孫が側にいる時は甘えモードになり、自分では食べようとしなくなります。

そこで、母にご飯を食べさせてあげることになります。

食欲はあるので、ご飯やおかずを口元に運んであげるとパクっと食べます。

 

美味しそうに食べている母を見ているだけで、幸せな気持ちになります。

さらに、気持ちを「無」にして食べさせていると、瞑想しているような感覚になることがあります。

 

私が小さい時には母がこんなにしてくれていた。

  • ご飯を食べさせてくれていた。
  • モグモグやごっくんができるまで、待っていてくれた。
  • どんなに時間がかかっても、寄り添ってくれていた。
  • 優しい笑顔でいつも守ってくれていた。

 

遠い、遠い、昔の記憶。

覚えてはいないんだけど、幸せに包まれていた時間があった。

そんなことを思い出しました。

今は、私が私の時間を「母が食べる、生きるために使っている喜び」を感じます。

 

こうやって、太古の昔から人は命を繋いできたんだと思います。

赤ちゃんの時には、みんなにお世話をしてもらって成長していく。

大人になると、老いた家族や弱っている家族の世話をしていく。

 

そこには、「循環する愛」が存在しているなあ。って思います。

損得や欲はなくて、純粋な愛があります。

 

杉田かおるさんも、豊かな時間の中に「愛」を感じているのでしょうね。

ホメオパシーのコングレスで、杉田かおるさんのお話を聞くのを楽しみにしています!

 

第18回ホメオパシーコングレス

来賓講演、杉田かおる
『母親の介護を通して感じた魂の浄化について』

2017年1月14日・午前中

詳細は、コングレスの専用ページをご覧ください。

 

ホメオパシーという選択に自信がつくセミナー

杉田かおるさんの介護の体験と同じように、私も母の介護を通してこれまで生きてきた人生への見方が変わりました。

見方と在り方が変わったことで、人生がより豊かになりました。

そして、母に穏やかな週末を過ごしてもらうために、ホメオパシーと医療の両方が得意なところを繋ぎ合わせることもしました。

ホメオパシーと医療が信頼しあって協力していくコツをご紹介するセミナーを開催します。

 

1月28日(日)仙台

「本当にこれでいいのかな?」が「これで大丈夫!」に変わる!

保健師ホメオパス三森弥生の

”ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー

 

 

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三森弥生プロフィール

三森弥生 【エネルギー療法家/ソルライツチューナー/ホメオパシー専門家】
医療と自然療法家の経験を活かし身体の内と心の動きを視る能力には定評あり。子供の個性溢れる能力を最大限に活かし、トラウマ解消、潜在意識の書き換えを得意とする。これまで培ってきた手法とソルライツチューニングⓇを融合させたコンサルが好評。「自分の願いを迷わず進めていこうと、自分の中に軸ができた」など、ご好評をいただいております。
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